ホンダ「ヴェゼル」って実際どうなの? 購入者の乗った感をレポート

コンパクトSUV ホンダ「ヴェゼル」

リコールを繰り返したイメージが強いホンダ「ヴェゼル」ですが、リコール騒ぎも落ち着いて、2014年の販売台数ランキングでも上位に食い込んでいます。発売当初は同じくホンダ「フィット」の車高を上げたSUV版とも言われましたが、各種部品の共通化を図ったというだけで、車としては全くの別物といって差し支えありません。

ヴェゼルエクステリア

1.5Lガソリンエンジンモデルと、ハイブリッドモデルがありますが、ハイブリッドモデルには4WDもあるということで、やはり積雪地域での4WDモデルの売れ行きが好調なようです。ただし、ハイブリッド、ガソリンエンジンの両方ともに、最上級グレードにはFFしかありません。あと、ボディカラーについてもハイブリッド専用色というものもありますが、ホンダに限らず上級グレードのみの設定は珍しくありません。

ガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルの価格差

ガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルの価格差は約30万~となっていますが、ハイブリッド専用装備も多いため、単純な比較は難しいです。最高価格で比較すると、ガソリン車228万円に対して、ハイブリッドは274万円と50万近い差額となっています。ガソリン代で50万円の元を取るのはかなり難しいと思われるので、購入時には自身の車の使い方(年間走行距離、所有期間など)を検討して、ガソリン車、ハイブリッド車のどちらを買うか決めたほうが良さそうです。

もちろん、ハイブリッド車の乗り心地が気に入った、お金よりもエコ、という人は迷う必要はありませんが少数派ではないでしょうか。

燃費

1.5Lガソリンエンジン(ガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルでは同じ1.5Lでも出力がほんのわずかに違います)は最高出力131馬力、最大トルク155Nmとスペックだけを見ると普通のエンジンですが、FFモデルのカタログ燃費が約20km/L、4WDモデルでもカタログ燃費が19km/Lとかなりの低燃費エンジンです。

対してハイブリッドモデルの燃費はFFで約24~27km.L、4WDで約21~23km/Lとなっており、プリウスやアクアの30km/Lを超える燃費に慣れていると「そんなもんか」くらいに感じてしまいそうですが、コンパクトSUVであることを考えると十分です。

トランスミッション

トランスミッションはガソリンエンジンモデルはCVT、ハイブリッドモデルはi-DCTとなっています。i-DCTと呼ばれるトランスミッションは、DCTと呼ばれるトランスミッションをベースにハイブリッド用にホンダが開発したものです。DCTは主に欧州車での採用が増えていますが、低速走行時にギクシャクしやすいという特徴があり、これを解消するためにホンダも苦労したようです。発売までにi-DCTの制御を煮詰めきれなかったことで、リコールにつながったとも言えます。

DCTのメリットとして、これまでに使われていたATよりも燃費が良いというものがあります。また、CVTはこれまでのATに比べてエンジン音と実際の加速が合わなくて違和感があると言われることが多いですが、DCTではそんなこともありません。街中を走るときに信号でのストップ&ゴーが多く、低速走行が長くなりがちな日本ではDCTは不向きだという意見も見られます。

試乗インプレション

よく足回りが固いと言われていますが、そう感じる人は多いようで、雑誌・動画などでもそのように指摘する人が多いです。17インチのホイールだと足の固さが目立つようなので、16インチが良いという人も多いですね。

ライバル

ヴェゼルが発売されたときはライバルといえるコンパクトSUVがありませんでしたが、今だとマツダ「CX-3」がライバルになりそうです。CX-3はハイブリッドカーではないので、単純な比較は出来ませんが、マツダ自慢のディーゼルエンジンを搭載しているので、燃費と燃料価格を考えると、ボディサイズや価格帯も含めてライバルと言えます。

ヴェゼルのハイブリッドシステムとCX-3のディーゼルエンジンの走行性能を比べると、トルクフルなCX-3に軍配が上がりそうです。ただし、いくら静かになったと言ってもディーゼルエンジン特有の音が全く聞こえない訳ではありませんし、停止状態からの発進時に限れば、モーターで発進するヴェゼルハイブリッドのほうが滑らかと言えます。乗り心地に関しては、固さが指摘されるヴェゼルよりもCX-3のほうが上質、という意見が多いです。

なお、CX-3の購入者の実に3分の1の人がヴェゼルと比較している、とのこと。そして、ヴェゼルを選んだ人によると、その決め手は後部座席の広さとトランクルームの使いやすさ・広さだそうです。確かにCX-3は運転席のドライビングポジションは高く評価されていますが、その反面、後部座席が狭いという意見が多く見られます。

口コミによると

総じて高評価なのはそのデザインです。見た目に一目惚れ、という人も少なくありません。内装についても評価が高いですが、意外と収納が少ないという意見も見られるので、車内にいろいろと置きたい人は事前に確認したほうが良さそうです。内装については、ジャズブラウンという色がハイブリッドモデルの上級グレード(ZZ、X・Lパッケージ)にしかないことを残念がる人も多いです。

ヴェゼルインテリア

ハイブリッドモデルのi-DCTについては、やはり低速走行時のギクシャク感を指摘する人がいる一方で、気にならないという人もいます。おそらく、普段から街乗り中心で信号待ちによるストップ&ゴーが多かったり、低速走行が多い人は気がつきやすいのではないでしょうか。逆に、郊外を中心に走ったり、低速走行が少ない人はそれほど気にならないかもしれません。ガソリンエンジンモデルでは従来よく使われていたCVTが使われているので不具合などはありませんが、やはりCVT独特のもっさり感が気になりそうです。

足回りの固さを指摘する人も多く、特に後部座席の突き上げがひどく乗り心地が悪いという人も多いです。その反面、足回りの固さが功を奏してか、SUVという大きめなボディのわりにスポーティーな運転が楽しめるという意見も多く見られます。BMWといった欧州車と比べるとそんなに固いとは思わないので、こういった車からの乗り換えだと違和感はないと思います。この辺は好みの問題になるので、人によって受け取り方が変わりそうです。

 

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