乗り出し100万円で乗れる 国産SUV中古車比較

今売れている車といえば、やはりSUVで異論はないと思います。
トヨタも新型「ハリアー」が好調ですし、マツダ「CX-5」、日産「エクストレイル」、スバル「フォレスター」など、各社のSUVは軒並み販売も順調ですね。輸入車になると、似たようなサイズのSUVだけでいくつもの車種をかかえる自動車メーカーもありますし、経済的にかなりまずい状況にあったポルシェを救ったのも同社のSUV「カイエン」でした。

一見するとSUVとは無縁にすら思えるランボルギーニですらSUVを開発中という話で、これまたSUVのイメージのないロールスロイスさえもやはりSUVを開発中です。まぁ、とにもかくにも売れる車を作りたかったらまずはSUVしかない、といった風潮です。

選択肢が増えるのは良いことですが、似たような車が増えるのはちょっと微妙な気もしますが。今回はそんなSUVの入門車として、総額100万円で購入できる国産SUVを探してみようと思います。考えようによっては、アウトドア派の人にとっては中古で購入したほうが、多少傷がついても「中古だし」と、精神的なダメージが小さく出来て思い切り遊べるかもしれませんね。

 

トヨタ「ハリアー」

世界的なSUV流行のきっかけとなったといっても過言ではないトヨタ「ハリアー」。アメリカでもレクサスブランドでかなり売れましたし、日本国内での人気も言うまでもありません。もともとレクサスブランドに移るはずだったものが、日本国内の販売店からの強い要望で日本国内専用車として2013年にモデルチェンジが実施され「ハリアー」として残ることになったものです。

エンジン

先代までは2.2L~3.5Lガソリンエンジン(年式により異なる)がラインナップされていましたが、現行モデルは2.0Lエンジンのみとなり、大排気量エンジンがなくなったかわりに、ハイブリッドモデルが追加されたと考えておけば良いでしょう。

価格

発売当初は最も安いグレードだと200万円台前半の価格でしたが、少しずつ値上がりして現在は最も安いものでも約280万円となっていて、若い人にはちょっと手が出しにくい価格になってしまいましたね。

トヨタ「ハリアー」の中古車データ

まず見つかったのは現行モデルの一つ前のモデルで2007年式、走行距離9.3万km、車検の残りが約1年弱で91万円という車。走行距離が長くても、トヨタのディーラー網は充実しているので(マツダや三菱、スバルのディーラーはない地方でも、トヨタディーラーは系列別に複数店舗があったりします)、万が一のときのも安心感がありますね。一つ前のモデルということで比較的新しいため、故障時などの部品確保の心配もなさそうです。

続いて初代モデルで検索してみると、2001年式、走行距離4万kmで約90万円という車が見つかりました。車検が別途必要なので、100万円を少し超えてしまいますが、年式に比べて走行距離がとても短いので、この形が好きという人には良さそうですね。

 

トヨタ「ハリアー」オーナーの口コミ

現行モデルにはない旧モデルの3.5Lエンジンは燃費が悪くてもパワフルさが好評です。先代のハイブリッドモデルもエンジン+モーターでかなりのハイパワーでしたが(パワーを稼ぐためにハイブリッドにしたのではという見方も出来たほど)、似たようなパワーでもやはりハイブリッドと純粋なガソリンエンジンとではフィーリングが異なります。乗り心地などについては、よく売れただけあって過不足のない作りとなっており、平均的に見ると悪く言う人はほぼいません。どちらかというと万人受けする車なので、たとえばスバルやマツダのようなこだわりを求めると不満を感じるかもしれませんが、総じて不満のない車に仕上がっています。

 

三菱自動車「パジェロ」

都市型SUVのはしりがトヨタ「ハリアー」だとすれば、本格派4WDの元祖とも言えるのは、三菱自動車「パジェロ」が日本を代表する車ではないでしょうか。最近でこそ、スバルの4WDやマツダのディーゼルエンジンがもてはやされていますが、パリ・ダカールラリー(通称パリダカ)で何度も優勝するなど、本格派4WD車として輝かしい歴史を誇ります。もっとも、ラリーに出ているパジェロはレース用に改造を施しているので、市販車とは別物と思ったほうが良いですが。当時はSUVなんていう言葉もありませんでしたし、どちらかというと今時のSUVというよりは本格派4WD、もしくはクロカン車というイメージが強いかもしれませんね。

エンジン

ガソリンエンジン(年式により異なる。2.4~3.8L)とディーゼルエンジン(年式により異なる。2.8~3.2L)があり、現行モデルのディーゼルエンジンは最新の排ガス規制に対応したクリーンディーゼルと呼ばれるものになります。古いモデルのディーゼルエンジンだと、住んでいる自治体によっては登録できない可能性もあるので注意が必要です。エクストレイルはモデルチェンジによりクリーンディーゼルモデルをやめてしまったので、新車で購入出来るディーゼルエンジン搭載の本格派4WDのSUV(クロカン)というと、パジェロかトヨタ「ランクルプラド」くらいとなり、とても貴重なラインナップといえます。マツダのCX-5もディーゼルモデルが好評ですが、ちょっと毛色が違う感じですかね。

ボディサイズ

5枚ドアのロングボディと、3枚ドアのショートボディがあり、ショートボディのほうが小回りはききますが、車内が狭くなります。現行モデルは2006年の発売からすでに9年が経過していますが、マイナーチェンジの他にも割と頻繁に年次モデルが発表されています。

三菱自動車「パジェロ」中古車データ

現行モデル(2006年~)では該当する車はさすがに見つからないので、一つ前のモデルで探してみると2004年モデル、走行距離8.5万km、修理歴無し、車検整備月で99万円という車が見つかりました。ほぼ10年落ちで走行距離も長めですが、価格を考えれば十分です。ロングボディというのもいいですね。ショートボディのほうが安いですが、やはり実用性はロングボディのほうが高いですから。

もう一つ前のモデルで検索すると、1997年式、走行距離8.1万km、車検の残りが半年ほどで約93万円という車が見つかりました。20年近く前というかなり古い車なのに、人気があるのか流通量が少ないのか(おそらくその両方だと思いますが)、年式を考えれば高額に感じるかもしれません。

 

三菱自動車「パジェロ」オーナーの口コミ

特定の車種が好きな人って結構いるものですが、「パジェロが好き」という人もかなり多くいるようです。一昔前の大排気量車なのでお世辞にも燃費が良いとは言えないし、大きなボディのため小回りがきかないのが欠点らしい欠点ですが、不満らしい不満を言う人もあまりいません。数少ない不満といえば車両価格の高さくらいでしょうか。

 

日産「エクストレイル」

日産が発売したSUVが「エクストレイル」です。ハリアーはどちらかというとアウトドアよりも都会の雰囲気が似合いそうですが、この車は「タフギア」という触れ込みで販売されており、本格派4WDシステムに防水製の高い内装など、アウトドア派の人達が思い切り使える車として売り出されていました。初代(2000年~2007年)、2代目(2007年~2014年)、現在販売されているのは3代目となります。

エンジン

初代は2.0Lガソリンエンジンのみでしたが、2代目では2.5Lガソリンエンジンとディーゼルエンジンモデルが追加され、3代目になるとディーゼルエンジンモデルが無くなった代わりにハイブリッドモデルが追加されました。ディーゼルエンジンモデルは発表当時こそ話題になりましたが、MTモデルのみということもあってか販売台数はあまりぱっとせず、3代目でハイブリッドモデルに置き換えられた形です。

デザイン

初代、二代目までは角張ったイメージのデザインが好評でしたが、3代目ではがらりと雰囲気を変え都会的なデザインとなったことから「日和った」などと批判的な意見も見られましたが、見た目そのものは素直にかっこいいと思います。考えようによっては、批判されたということはそれだけ「エクストレイル」に思い入れのある人が多かったということにもなるのでしょう。

日産「エクストレイル」中古車データ

2代目、事故歴無し、価格80万円以下、という条件で検索すると、2007年式、走行距離8万km、車検の残り期間1年以上で総額100万円という車が見つかりました。2代目で100万円以下となると、走行距離は少なくても8万km程度以上という車ばかりです。もっとも、今時の車なら10万kmくらいは平気で走りますから、8万kmくらいであれば特に気にするような距離でもないでしょう。2013年11月まで発売されていた車なので、故障時などにパーツの入手を心配する必要もありません。2代目で100万円以下となると、あまり中古車が出回っていないので、根気よく探すか、もう少し予算を頑張ってみた方が良さそうです。

 

もう一つ前の初代モデルで検索すると、2007年式、走行距離3.2万km、車検の残りは約半年で総額約90万円という車が見つかりました。年式も古すぎず、走行距離も少なめと、これだったらかなり好条件ではないでしょうか。初代になると、年式も古く、走行距離も長いものが多いので、全体的に価格も安くなっています。

 

エクストレイルの中古車購入時の注意点としては、この車がもともとアウトドア用に作られた車であることが挙げられます。悪路走行したりアウトドアの荷物をたくさん積んだりと、内外装の痛みが気になるところですが、こればかりは実車を見て確認するしかありません。

 

日産「エクストレイル」オーナーの口コミ

走行性能には目立った不満はなく、4WDのおかげで雪道も安心と高評価です。やはりアウトドア派のオーナーが多いらしく、室内の防水・防汚性の高さ(汚れた荷物も気にせずに車に放り込める)を褒める人が多いです。足回りについては個人の好みが出るところですが、今回のように10万km近く走っている中古車の場合、サスペンションがへたっていることも多いので、口コミを頼るよりも試乗してみることをお勧めしますが、口コミでも悪く言う人はほとんどいませんね。

 

スバル「フォレスター」

スバル自慢のシンメトリカルAWD(スバルでは4WDと言わずAWDと呼んでいます)を搭載した、見た目は都市型SUVながら本格的な4WDシステムを搭載しているのが「フォレスター」です。フォレスターも最近のモデルは車高が高くなってしまったので、車高が低い頃のフォレスターが好きという人もいますね。

スバル「フォレスター」中古車データ

現行モデルと一つ前のモデルでは100万円に収まりそうなものは見つかりませんでした。もう一つ前のモデルで検索すると、2005年式、走行距離4.3万km、車検整備付きで約96万円という車が見つかりました。10年落ちとなりますが、走行距離も短めですし、修理歴もなく、なかなか良さそうな車ではないでしょうか。

 

走行距離の短いものを探すと、2006年式で1.5万kmという車が見つかりました。車検整備が別なので、車検を通すと100万円近くになりますが、この走行距離の短さは魅力的ですね。

 

スバル「フォレスター」オーナーの口コミ

最近でこそ改善されてきたものの、かつてスバル車のインテリアはあまり褒められたことはありません。いわゆるスバリスト(スバル好きの人達)にしてみると、無骨なデザインが良いというところもあるのでしょうが、古いモデルとなると内装を褒める人はあまりいません。まぁ、中古車で購入するなら、価格的にも内装に不満を持つこともあまりないとは思いますが。スバル車の売りでもある4WDと走行性能に関しては、さすがに高評価となっています。

 

番外編(いろんなSUVあれこれ)

日産「ムラーノ」

前衛的なデザインが特徴の日産「ムラーノ」。新車だと結構な高級車ですが、2005年式、走行距離4.8万km、車検が1年以上残っていて総額で約85万円という車が見つかりました。この他にも、だいたい10年落ちだと総額100万円前後に収まりそうなものが結構見つかります。もともと乱暴に乗るような車でもないので、状態の良さも期待出来そうです。

大排気量エンジン

最近はめっきり少なくなった3.5Lガソリンエンジンというのも魅力の一つですね。今では、このくらいのサイズのSUVでも2.0Lエンジンが標準的になってしまいました。3リットルクラスの余裕のあるエンジンは、馬力やトルクといった数値が同じくらいのダウンサイジングターボエンジンやハイブリッドモデルと比べても、ひと味違ったパワフルさが魅力です。燃費は少々悪くなってしまいますが、それ以上の満足を得られると思います。

 

日産「デュアリス」

今では日産のラインナップから消えてしましまたが、全幅1,780mmという大きすぎないボディサイズがちょうど良い車です。見つかったのは、2007年式、走行距離5.6万km、車検が1年以上のこっていて総額で約94万円という車。こちらも大体10年落ち近いものは、総額で100万円に収まるものが見つかります。

 

ホンダ「CR-V」

現行モデルのホンダ「CR-V」はちょっと最も安いもので約250万円とちょっと価格が上がってしまいましたが、先代モデルだと最も高いものが約250万円と、それほど高級車というイメージではありませんでした。そんなCR-Vの中古車を探してみると2006年式、走行距離6.7万km、車検整備月で約90万円という車が見つかりました。年式と走行距離を考えても、他車と比較して割高感もなく(人気車種だと割高になることも多いので)妥当なところではないでしょうか。

 

まとめ

いくつかの車種を紹介してきましたが、概ね10年落ち、走行距離が5万km~であれば修理歴無しでも

100万円に収まる国産SUVというのも結構あることがわかりました。雪道や悪路を走ることがないのであればFFでも十分ですし、年式が古いとはいってもちょっとした悪路程度であれば問題のない4WDシステムを搭載している車がたくさんあります。デザインにこだわるのも良し、性能にこだわるのも良し、自分好みのSUVを探してみてはいかがでしょうか?

 

データ参照サイト様(2015年7月~8月のデータ参照)
http://www.carsensor.net/

 

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