乗り出し50万円 どんな車に乗れるのか調べてみた

安く車を手に入れたいけど安すぎるのもちょっと不安、という人に向けて今回は総額50万円で手に入る車を探してみようと思います。

そんな安い車なんて年季の入った軽自動車くらいしかないんじゃないの?

と思うかもしれませんが、実はそうでもありません。
今時200万円を超える軽自動車が珍しくない一方で、車両本体価格が100万円を切る普通乗用車も少なくありません。そういった元々の価格が安い車だと、かなり条件が良い車が見つかります。まずは普通乗用車から見ていきましょう。

ホンダ「フィット」

ハイブリッドモデルでリコールを繰り返した悪いイメージが強いかもしれませんが、ホンダを代表するコンパクトカーです。1.3Lと1.5L、FFと4WDが設定されていて、先代モデルからはハイブリッドモデルが追加されました。走行性能を高めた「RS」モデルにはMTも設定されています。人気が高い車と言うことで、中古車の在庫も豊富にあります。

ホンダ「フィット」の中古車データ

さすがに現行モデルでは総額50万円に収まるものは見つかりません。一つ前のモデルで探してみると、2008年式、走行距離8.6万km、車検整備付きで46.5万円という車が見つかりました。7年落ちであることを考えれば走行距離は妥当なところでしょうし、そもそも50万円で車を買おうという時点であまり贅沢を言ってはいられません。

 

もう一つ前のモデルで探してみると、2003年式、走行距離2.3万km、車検整備付きで50万円という車が見つかりました。12年落ちとなりますが、走行距離の短さが際立っています。ちなみに、これくらいの年式になると、走行距離による価格差はそれほど大きくありません(似たような条件で10万km前後走っていても、同じような価格の車がたくさん見つかります)。

 

ホンダ「フィット」オーナーの口コミ

もともとそんなに高くない車だからか、あまり不満らしい不満も聞かれません。現行モデルからはなかなか押しの強いエクステリアになりましたが、先代モデルまでは大人しい感じで万人受けするデザインのため、「地味」という意見がたまに見られる程度でしょうか。インテリアについても、価格相応といったところです。

エンジン、サスペンションといった走行性能についても、街乗りメインだったら不満を感じることもなさそうですし、ボディが小さい分だけ取り回しが楽ですね。

 

トヨタ「ヴィッツ」

ホンダの「フィット」に対抗するトヨタ車といえば「ヴィッツ」です。トヨタは他にも「ポルテ」「パッソ」など多くのコンパクトカーを擁していますが、今回は有名どころということで「ヴィッツ」で検索してみます。1.0Lと1.3Lガソリンエンジン、FFと4WDが設定されており、他にも「RS」という、「フィッツRS」と同じように「走り」に注力したモデルもあります。ちなみに、ヨーロッパに行くと「ヴィッツ」のハイブリッドモデルやディーゼルエンジンモデルも売られていますが、国内ではガソリンエンジンモデルのみとなっています。アクアとの競合を避けたのでしょうか?

トヨタ「ヴィッツ」の中古車データ

ホンダ「フィット」と同じく現行モデルでは総額50万円に収まるものは見つからないので、まずは現行の一つ前のモデルで検索してみると、2006年式、走行距離8.9万km、車検整備付きで50万円という車が見つかりました。だいたい同じくらいの年式で、走行距離が10万km未満だと総額で50万円という車が多く見つかります。フィッツ同様、ここでも走行距離の違いはあまり価格には影響しないようです。

 

さらにもう一つ前のモデルで検索すると、「RS」モデルで2002年式、走行距離10.8万km、車検整備付きで50万円という車が見つかりました。この「RS」モデルは他のグレードよりも元々の価格が高めなのですが、このくらいの条件になると50万円でも買うことが出来ます。本格的なスポーツカーはいらないし、かといって適当な車はつまらないという場合や、安いセカンドカーが欲しいといった場合にちょうど良さそうです。ちなみに、「RS」以外のモデルだともっと安いものがたくさん見つかります。

 

トヨタ「ヴィッツ」オーナーの口コミ

内外装については個人の趣味によるところが大きいですが、派手すぎないところが好まれています。内装は無難な仕上げで、派手さはなくても逆にすっきりしていて良いという意見も見られます。エンジンはやはり非力さを感じるようですが、街中や通勤メインなら問題なさそうです。このあたりの評価は全体的にホンダ「フィット」と似たような傾向にあります。

 

日産「ノート」

日産のコンパクトカーといえば「マーチ」が有名ですが、もう少しランクを上げて「ノート」で検索してみます。日産にはかつて「ティーダ」という、似たようなコンパクトカーもありましたが、この「ティーダ」が廃止されて「ノート」に統合された感じです。現行モデルは1.2Lガソリンエンジンのみですが、旧モデルでは1.5Lと1.6Lガソリンエンジンもありました。FFと4WD、CVTとMTが設定されています。

日産「ノート」の中古車データ

現行モデルでは条件に当てはまるものがないので、一つ前のモデルで検索してみます。見つかったのは2006年式、走行距離5.8万km、車検整備付きで約50万円という車。だいたい10年落ち、5~10万kmくらいの車が多く見られます。

他には、2007年式、走行距離2.4万km、車検整備付きで総額49.3万円という車も見つかりました。ここまで走行距離が短い車はなかなかありませんが、全く見つからないというほどでもないので、根気よく探せば意外と見つかりそうです。

 

日産「ノート」オーナーの口コミ

基本的に地味目の大人しいエクステリアですが、メーカーオプションのエアロをつけるとかなり精悍な雰囲気になると好評です。内装の満足度も結構高くなっています。フィットやヴィッツと比べると排気量が若干とは言え大きくなっているのが影響しているのか、エンジンの評価も高くなっています。パワフルさを感じることはありませんが、非力さを感じることもなさそうです。総じて満足度の高い車となっています。

 

マツダ「デミオ」

現行モデルになってからはデザイン、性能ともに国産コンパクトカーの中でも頭一つ抜け出た感じのあるデミオですが、かつては安いコンパクトカーの代名詞といってもいい車でした。新型になった現行モデルでは値引きをあまりしないなど、最近はモデルによっては値引きが渋いというイメージのマツダですが、かつてはかなり大胆な値引きが多く見られました。まぁ、そういった「安い」というイメージを払拭するために、今では値引きをしないようにしているそうですが。

マツダ「デミオ」の中古車データ

出たばかりの現行モデルは当然ありませんが、先代モデルも比較的新しいということで在庫が少なめです。そんな中、見つかったのは2010年式、走行距離7.3万km、車検整備付きで50万円という車。比較的新しいですし、なかなか条件の良い車です。

もう一つ前のモデルで探してみると、見つかったのは2006年式、走行距離1.5万km、車検整備付きでこちらも同じく50万円という車。年式は少々古いですが、走行距離がとても短いです。このくらいの年式になると在庫も豊富になり、走行距離の短い車も意外と多く見つかります。

 

マツダ「デミオ」オーナーの口コミ

内外装に関しては他社のコンパクトカー同様、特に可も無く不可も無くといった感じです。特に内装については、過去のマツダ車らしく、良くも悪くも価格相応といったところです。一方、たとえ車が安くても、「走り」へのこだわりは「マツダ」であることを感じさせてくれるようで、走りについてはかなり高評価となっています。もちろん、もっと高い車と比べれば劣るのはしょうがありませんが、それでも運転が楽しいという意見が多く見られます。

続いて軽自動車を見ていきます。

軽自動車編

ダイハツ「タント」

軽自動車のトップいえばダイハツ「タント」。軽自動車とは思えない広い室内や、助手席と後部座席との間のピラーを無くした斬新的なデザインなど、軽自動車を進化させたといっても良い車ではないでしょうか。軽自動車なのでエンジンはどれも同じで660cc、ターボの有無で出力が変わるくらいです。駆動方式はFFと4WDです。

ダイハツ「タント」の中古車データ

現行モデルでは条件に見合う車がなく、一つ前のモデルでも総額50万円というと在庫はほとんどありませんが、見つかったのは2008年式、走行距離11万km、車検整備つきで45万円という車。このモデルで総額50万円となると、どれも走行距離は10万km前後となっています。「修理歴あり」でもよければ、もう少し走行距離の短いものも見つかります。

さらに一つ前のモデルになると、さすがに在庫も豊富になります。見つかったのは2004年式、走行距離9.4万km、車検整備付きで約49万円という車。このモデルになると年式が古いとあって、総額50万円という条件では走行距離が短い車をさがすのはかなり難しく、多くは6~10万kmとなっています。

しかし、こうやって見てみると、軽自動車って中古でも結構な値段になっているのがわかりますね。動けばなんでもいいという条件ならもっと安いものが見つかりますが、総額50万円程度となると、普通乗用車でも結構いい状態のものが買えるということと、軽自動車が意外と安くないということがわかりました。

 

ダイハツ「タント」オーナーの口コミ

乗り降りのしやすさ、荷物の積みやすさなど、主婦層からの圧倒的な支持率が高い一方、奥様に押し切られて渋々買ったものの、乗ってみたら以外と良かったという男性も多く見られます。内外装の見た目については価格相応ということで特別高級感などがあるわけではありませんが、とにかく実用性の高さが高評価となっています。室内が広いので大人数で乗ることも問題ありませんが、やはり安心して乗ることが出来るのは下道や国道までのようです。高速道路でのパワー不足や風の強い日の横揺れが指摘されていますが、縦長という車の形状からこればかりは防ぎようがありません。

 

スズキ「アルト」

タントは比較的最近出てきた車ですが、昔からある軽自動車の中で有名どころといえばスズキ「アルト」。最近は背が高い「ハイト系ワゴン」車が増えている中、比較的車高の低いままのデザインが特徴です。「軽自動車は貧乏人の車」をいった発言をするような人が社長だったからではないでしょうが、廉価版は軽自動車の中でも安価な価格設定となっています。

スズキ「アルト」の中古車データ

出たばかりの現行モデルは当然無理なので、一つ前のモデルで探してみると、2011年式、走行距離2万km、車検整備付きで総額44万円という車が見つかりました。走行距離も短いですし、なかなか好条件の一台ではないでしょうか。比較的最近の年式(2010年以降)で走行距離5万km未満といった好条件で、総額50万円を切るものも多く見られます。


続いて、もう一つ前のモデルで探してみると、2006年式、走行距離4.9万km、車検整備付きで46万円という車が見つかりました。このくらいの年式でも走行距離が短い車は意外と多く見られます。

 

もっといろいろ探してみよう

ところで、車種を無視してとにかく総額50万円で買える車にどのようなものがあるのかを探してみたところ、次のような車が見つかりました。まずは、スズキ「kei」、2005年式、走行距離0.5万km、修理歴無し、車検整備つきで50万円。

続いてスバル「R2」、2009年式、走行距離0.9万km、車検の残りは約半年ちょっとで総額42万円。

 

実は車種を限定しなければ、この価格帯の中古車でも走行距離の短い車というのは意外と見つけることが出来ます。中古車検索サイトで「車両価格の上限35万円」「走行距離の上限:2万km」「修理歴無し」で検索するとなんと500台近くが見つかりました。50万円という価格にこだわるなら、車種にこだわらなければ掘り出し物の1台を探し当てることも難しくなさそうです。

データ参照サイト(2015年7月~8月のデータ参照)
http://www.carsensor.net/

 

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